JUGEMテーマ:男子テニス
前回の「ワールドカップがはじまった。デビスカップはどうなっている?」の続き。
現在の過密日程の中で行われているデビスカップについて、2019年は開催方式が大きく変わる可能性があるんです。
ITF ANNOUNCES PLANS FOR TRANSFORMATION OF DAVIS CUP
スペインサッカーのスター選手であるピケが代表を務める会社「コスモス」が、ITFにデビスカップの改革案を提出したんですね。
ピケって、そんなことをやっているんだ…。
その概要は以下の通りです。
- 開催は11月の1回のみ。
- 開催場所はひとつの国。
- 参加国は18ヵ国(現在のワールドグループは16ヵ国)。
- シングルス2試合とダブルス1試合で、いずれも3セットマッチ。
1ヵ所に集まって、一気にやるというのはいいですね。
3セットマッチというのは、短期間で開催するためと、選手の負担を少なくするためでしょうか。
全体的には賛成なのですが、できれば試合数はシングルス3試合とダブルス2試合にしてくれないかな。
- さらにひとつの試合は3セットマッチより少なくして、1セットマッチに。
- 1選手は1試合のみ参加可。シングルスとダブルスに重ねて出場することは不可。
- 隔年もしくは、4年に1回の開催に。
という形が私の案。
今の方式だと、シングルスに強いプレーヤーが2人いれば、勝ててしまうんですよね。
でなく、シングルスの選手を3人、ダブルスに4人、計7人(+補欠数名)にして、総力戦として戦う形。
ダブルスへの注目度が高まって、テニス界全体が盛り上がってほしいという願望も入っています。
ピケの提出した改革案は8月にフロリダで開かれる定例の会議で、2/3の参道が得られれば可決します。
来年のデビスカップ、楽しみですね。